2022/09/01 12:56
このブログを読んでくださっている皆さんも、日焼けで苦しんだことが一回や二回はあるはず。
でも、これを読んだら本気で日焼けは気をつけなくちゃいけないなと思うようなお話を1つ!
数年前の夏、私もすでに30歳を過ぎたいい大人のある日。知り合いから『ヨットに乗って富士山を見に行こう』とお誘いを頂き、有頂天で江の島へ出かけた日のことでした。
ヨットはあっという間に果てしない青空と真っ青な海の中に出航し、体験したこともない世界の中で、船長の真似事したり。それに飽きたら、甲板でゴロゴロお菓子をつまんだり。
それにも飽きたら、短パンにTシャツのまま海に浮いてみたり。それにも疲れたら、お昼寝してみたり。
海と空の開放感の中で、調子に乗っていたことは言うまでもありません。
海の上で8時間ほど過ごしたでしょうか?
陸に戻ってきて初めて、足がヒリヒリすることに気づきました。でも日焼け止めはちゃんと塗っていたし、念のため、海から上がってアロエも塗ったし、まぁ大丈夫だろう~と帰路につきました。
でも、なんだかおかしい。。服が足に擦れる度に痛みが走る。。
自宅に戻ってビックリ!!! 服を脱いだら脚が見たこともない色になってる!
もうお医者さんはやってない。救急? いやそれは憚れる。。とりあえず、脚に保冷剤をラップで巻き付けて応急処置。こんな状態で寝たのは生まれて初めてでした。
翌日、あまりの痛さに服も着られず、スカートをはいて病院へ。
ひどい日焼けに出して頂いたのは医薬品の塗り薬。家に帰って頼りの塗り薬を塗っても、痛みも赤みも引かず、歩くたびに足がしびれる。
その時ふと思い出したのです。『イノシシ脂のクリーム』を。
イノシシ脂100%にラベンダー精油を一滴たらしただけの純正クリームを、父に渡されていたことを思い出したのです。確か火傷にイイんじゃなかったっけ??
こうなったらダメもとで、冷蔵庫で眠っていたイノシシ脂を掘り出し、塗って眠った翌朝。
真っ赤だった脚が一気に引いていきました。嘘みたいにすごい。。。!!!
そこからは水膨れもできずにどんどんと色が落ち着いて、太いポッキーのような脚が完成。笑
ここから私はイノシシ脂に夢中になり、
2つの石鹸とクリームを作るまでになりました。
クレンジングも洗顔も、身体を洗うのもイノシシ脂の石鹸【TATSUMA】この生活を4年続け、気に入ってくれる方たちに少しずつ販売を始めました。
その後、TATSUMAをベースに、脂の含有量を限界まで高めた【Gibier Soap】を開発。
そのGibier Soapを気に入ってくださる方も増えてきたところで、やっぱりそのクリームが欲しいとの声をたくさんいただくようになり、3年の試作を経て今年ようやく自信を持ってお届けできるイノシシ脂入りのクリーム【Gibier all in one Cream】が完成しました!
私は今も新しい石鹸やクリームを見るといつも試しています。
でも私には【Gibier】を超える石鹸もクリームもなかなかないと思っています。